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札幌の四季を知らせ、札幌を見守る母のような藻岩山
豊平区で生まれた私は、藻岩山が見える景色の中で育ちました。自宅からはもちろん、通った小・中学校からもその山頂が見えました。図工の授業では山の形を描き、スキー学習で耳が凍傷になったのも藻岩山のゲレンデでした。
6月には新緑で覆われ、10月には鮮やかに色付き、12月にはゲレンデの形と共に白くなる山肌は、季節の移ろいを市民に伝えてくれます。
街の中心部から車で数十分。夏の登山、冬のスキー、山頂からは札幌の夜景も一望でき、一年通してアクティビティを楽しめてしまう。昨シーズンも家族や友人と何度もスキーに行きました。
リスや小動物がいたり、毎度見かける熊出没注意の看板も自然との距離を教えてくれます。
「自然に近い都市 札幌」を象徴し、とても身近でありながらなんとも懐深く、いつでも思い出せる おっ母さんのような山です。
